ほいれい線はお化粧では隠せませんし、できてしまうと老けて見えるのでなんとかしたいものです。ちなみに、正確にはほうれい線は”シワではなく、頰の境界線”です。シワでないにしろ、線にしろ、とにかく老けて見えたくはないですよね。どうしてできるのでしょうか。 実は、早いと高校生くらいから悩んでしまうことも。 もちろん、加齢が原因の一つとしてあげられますが、それだけじゃないんです。
お肌の曲がり角は25歳と言いますが、僕は30を過ぎてもほうれい線がくっきりとない人をみてきました。その時はやはり「若々しいな」と感じたのです。 ほうれい線があると年齢が上がって見えてしまいますね。
でも30を過ぎてないの?? 年齢じゃないの??なんと、ほうれい線は赤ちゃんにもあるんです!頰がぷっくりしているので、ほうれい線のように見える時があります。あれがそうなんです。でもしっかり折り目がついているようには感じませんよね。 ハリや潤いがあるので、くっきりと目立たないのです。
なぜ、ほうれい線ができるのか
ではどうやってほうれい線ができるのかというと、 まずは「肌の老化」 これは加齢によって肌が硬くなり、水分や老廃物が細胞の間に溜まることで、重力に負けて下にさがってしまいます。ですからほうれい線に影がおちるのです。
もう一つは「表情筋の衰え」です。 大人になって、表情豊かに過ごす機会が減ったりすると、筋肉を使わないので衰えます。 そうなると、重力に負けて引っ張られてしまうのと、筋ポンプを使って老廃物などを流せず、たまってしまい、さらに引っ張られるようになってしまいます。
「肌の老化」「表情筋の衰え」両方のタイプも存在ます。
そしてそれぞれ、あるいは両方の時間が長いと「深いシワ」になってしまいます。 イメージとして紙を丸めただけだと、手を離せば開いて元通りになりますね。 しかり折り目をつけてしまった紙は手を離しても元通りにはなりません。 そうなんです。シワには浅いものと深いものがあります。
ですので、年齢もありますが、ケア方法によっては目立たなくすることができるのですね。 ***ほうれい線の治療方法 まだほうれい線が浅い場合には、 筋肉の柔軟性をだし、老廃物や水分をしっかりと流すこと、保湿を十分に与えて重力に負けないよう、折り目をつけないようにケアしていきましょう。 この時に表情筋のトレーニングも効果的です。
筋肉の柔軟性を出すにあたって、小顔マッサージも有効ですが、針がさらに効果的です。
細胞の奥までしっかりと刺激を与え、合わせて筋肉の柔軟性もアップさせます。 ほうれい線が深い場合は、美容針灸でしっかりとコラーゲンを生成し、弾力線維のエラスチンを活性化させながら筋肉の柔軟性と老廃物や水分などをしっかり流すことが大切です。 合わせて表情筋のトレーニングも行いたいですね。 そして浅い、深いに関係なく、肌は日々紫外線のダメージを受けています。 そして酸化してしまっているのです。酸化し硬くなる=老化です。
日焼け止めや日よけ、保湿なども重要です。東洋医学から見た場合、ほうれい線は下痢や便秘といったお腹の調子とも関係性があるとされています。お顔のケアだけでなく、体もしっかりと疲れやコリを解除し、体ぜんたいを整えることで若々しくありたいですね。